2012年5月16日水曜日

電気料金値上げが信じがたいという声に衝撃を受けた

東京電力が電気料金値上げを申請していることについて、5月16日朝日新聞の声欄の1通目に、東京電力は福島第一原発事故を起こして、その対策のために国庫から大金を得ており、さらに被害者に補償を十分にしていない状態であるのに、料金値上げをして国民負担を増やそうとしていることが信じがたいという、高校教員の投書が掲載されていました(記憶で書いているので正確な文言は違っていると思います)。この教師の方は、お金は悪い奴のところからは湧いて出てくるとでも思っているようです。悪いやつであっても金がないから、事故対策や被害者への保障、火力発電の燃料調達のために国から資金を入れているのです。国庫から負担をなくせば、料金をもっと上げるしかないし、料金をあげなければ税金をもっとつぎ込むしか無いのです。十分な補償をするためにも料金値上げが必要だし、原発を動かさないためには燃料費が必要です。このくらいの足し算ができない教師がおられるということに衝撃を受けました。

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