2009年8月7日金曜日
GMT4.5.0が出ていました。
早速、WindowsXP+cygwin上でインストールしてみました。
gmt_install.paramに条件をセットして、install_gmt.shを実行すると、ftpでソース、海岸線データ等をダウンロードして、configure、make、install、examplesの実行を含めて、10分足らずでインストール出来ました。
Google Earth用にkmlフォーマットの出力が出来るgmt2kmlというコマンドなどが追加された他、オプションの記述法が統一のために変更されたところなどがあるようです。examplesも増えています。
このような優れたソフトウェアが、どんどん成長していくのは、ユーザーとしては大変ありがたいです。開発に貢献する力がないのは情けないですが。
フリーソフトとしてはかなり大規模になってきたので、初めてのユーザーにはだんだん敷居が高くなってきたかもしれません。私はv.1の時代から使ってきていますが、どこがどのように変わったのかはよくわからないでいます。
日本語での解説文書もかなり作られましたが、機能や仕様をフォローしていっている人はだんだん少なくなってきたのではないでしょうか。全体像がわからなくても役に立てて使うことは出来るのですが、そろそろ、だれか決定版の解説書でも書いてくれるといいのですが。
2009年8月5日水曜日
3Dデジカメ
http://www.fujifilm.co.jp/corporate/news/articleffnr_0305.html
カメラ(FinePix REAL 3D W1)、ビュアー(FinePix REAL 3D V1)、プリントサー
ビスから構成されていて、当初8月8日発売。サービス開始予定だったのですが、
ビュアーは8月中旬発売に延期されたそうです。
カカクコムでは、カメラ、ビュアーセットで8万9千円となっています。カメラだ
けだと5万円です。どの程度使い物になるか興味深いです。
2009年6月30日火曜日
ASTER GDEM

昨日から公開されているERSDACのASTER Global DEMですが、昨日の朝は動いていませんでした。今朝ASTER GDEMのサイトが動いていたので、早速試してみました。
http://www.gdem.aster.ersdac.or.jp/
データのダウンロード前にユーザー登録が必要です。
次にログインします。
現在アクセスが集中しているとのことで、同時に要求することが出来るタイルは100までと制限されているそうです。1タイルは1度x1度の範囲で、全体では22600タイルのデータとなっています。
検索ボタンで検索ページに移動します。
ダウンロードしようとしてタイルを選択し、次へと行くと著作権等の同意確認のページがあり、利用分野・利用目的を選択しなければなりません。
Disaster、Energy、Climate等から選びます。配布対象はこれらに係わる研究や業務を行う個人あるいは組織だそうです。教育目的は書かれていないので、小中高の教師が使うことは認められていないのでしょうか。気になるところです。
試しに、1タイルのみダウンロードしてみました。zip圧縮されているデータフォルダには2つのGeoTifファイルが入っていますが、一つは_dem.tif、もう一つは_num.tifとなっています。demの方が通常の標高モデルです。numというファイルの方は値が1-7あたりの整数が帯状に分布するデータで、DEM作成のために繰り返し同じ地域からとられたデータを使っているので、このファイルは元データが何回分使われたかを示しているようですが、このデータファイルの説明はざっと見たところでは見つかりませんでした。
DEMデータの方ですが、試しにダウンロードした喜望峰が入ったエリア(S35E018)をフリーソフトのMironeで見てみたところ、画像で示すように平野部に0m域がかなり散点し広がっており、GoogleMapでみる画像とは印象が違いました。
サイトによるとカシミール3DでGDEMデータを読み込む方法を近日中に掲載するそうです。
いずれにしても、ほぼ全球の標高データが高分解能で利用できるようになったのはとてもありがたいと思います。
2009年6月28日日曜日
ERSDACが全世界30mメッシュ標高データの公開
一方、ERSDAC((財)資源観測解析センター)では、陸域観測技術衛星だいちALOS(2006~)のPALSAR(10mx10m)、地球資源衛星「ふよう」JERS-1(1992~1998)のSAR(18mx18m)のデータを扱っています。今回明日6/29日から30mメッシュのデータを公開するという報道がありましたが、SRTM-3の9倍、つまりSRTM-1と同等の分解能で世界中の標高データを無償公開するということなのでしょう。
日本国内の数値地形情報で従来標準的に使われている50mメッシュのデータ(数値地図50mメッシュ日本全国でCD-ROM3枚各7500円)と比べても精度も向上し、世界中のデータがこの高精度での無償公開となれば、すばらしいことだと思います。
日本の数値地形情報は、50mメッシュの他に、火山標高用の10mメッシュ、航空レーザー測量による5mメッシュ(これまで都市部中心に10地域)データがありますが、無償公開されているのは250mメッシュと1kmメッシュのデータのみだと思います。
PALSARは今も新しいデータを送ってきているので、世界中のほとんどの陸域をカバーしているとう点で有意義であると同時に、地形の変動の情報としては日本の防災にも十分役立つと思います。
2009年6月6日土曜日
20万分の1シームレス地質図DVD版

産総研地質調査総合センターでは、地質調査によって作成した地質図を順次GISデータとして公開している。日本の全域をカバーした統一凡例で編集されているのが20万分の1シームレス地質図である。
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/db084/index.html
このページで、閲覧、ラスター画像データのダウンロードが出来る。閲覧はかなり遅い。ラスター画像は以前から公開されていた。一方、他のデータ等と合わせて利用できるベクタデータも、ダウンロードできると書いてあるが、具体的にどこからできるのか分からなかった。
最近DVD版が発行された(数値地質図G-16)ので、手軽にベクタデータとして利用できるようになった。とても使いやすくなってありがたい。収録されているデータは下記の通りであり、ラスターデータはJPGで、ベクタデータはAI(Adobe Ilustrator)とESRI Shape形式とTNT MIPS用RVC形式である。
Disc A
解説 (HTML形式)
Read me (TXT形式)
全国 基本版 (SHP形式)
全国 詳細版 (SHP形式)
地域 基本版 (SHP形式)
地域 詳細版 (SHP形式)
都道府県 基本版 (SHP形式)
都道府県 詳細版 (SHP形式)
20万分の1区画 基本版 (SHP形式)
20万分の1区画 詳細版 (SHP形式)
凡例表 基本版 (XLS形式)
凡例表 詳細版 (XLS形式)
Disc B
解説 (HTML形式)
全国 基本版 (RVC形式)
全国 詳細版 (RVC形式)
地域 基本版 (RVC形式)
地域 詳細版 (RVC形式)
都道府県 基本版 (RVC形式)
都道府県 詳細版 (RVC形式)
20万分の1区画 基本版 (RVC形式)
20万分の1区画 詳細版 (RVC形式)
20万分の1区画 基本版 (AI形式)
20万分の1区画 詳細版 (AI形式)
凡例表 基本版 (AI形式)
凡例表 詳細版 (AI形式)
20万分の1区画 基本版 (JPG形式, Raster Dataset)
20万分の1区画 詳細版 (JPG形式, Raster Dataset)
凡例表 基本版 (JPG形式)
凡例表 詳細版 (JPG形式)
フライトシュミレータ (SIM, MPEG, DV形式) 関東・中部地域を例に作成した動画ファイル
地質図として眺めたり、自分のデータをプロットするという程度の用途には、jpgが便利だし、自分でも調査をしたりして、地質図をより詳しくするとかで利用するにはIllustoratorファイルが便利。
GISのデータとして利用するには、SHAPE、RVCがあるが、RVC形式のデータをフリーのビュアーのTNTAtlasで表示しようとしたが、ポリゴンは描画されるが、属性情報が取り込まれているのかどうかよく分からなかった。
SHAPEファイルはESRIのArcGIS等の形式で、*.lyrファイルもあるので、ArcMapやArcViewが使える環境では、*.SHPと*.lyrを関係づけることで、オリジナルの地質図と同じものを使うことが出来る。
一方、QuantumGISでSHAPEを取り込んで表示を試みた。凡例の色のデータは、属性テーブルにRGBの値が記録されているので、手間を惜しまなければArcMapと同じように表示できる。しかし、凡例が200近くあるので、それぞれの色を指定するのが大変である。途中までやってあきらめたが、QGISではこのような表示用のパラメータをqmlというXGLのファイルとして利用できるので、エディタを使って編集すれば多少効率的かもしれない。ArcGIS等の*.lyrファイルはくせもので、他のシステムに情報を移転するのはかなり難しいらしく、検索してみても適当な方法が見あたらなかった。
貼り付けた図は、ArcGISv.9.2で表示した関東地方の地質図。
2009年6月2日火曜日
カリフォルニアのLiDAR 地形データ

以前アメリカのGeonのニュースレターにカリフォルニアの断層地帯のレーダー測地データの公開を紹介しました。mironeでArcInfoのバイナリファイル形式のデータを表示してみました。
opentopography.org/kml
上記サイトに行くと、上のkmlファイル(の圧縮されたkmz)をよべるリンクをクリックしてファイルを開くとすると、GoogleEarthが開いてデータを表示できます。
下のリンクからはGoogleEarthで黄色のタイルで示される小区画ごとのArcバイナリ(adfフォーマット)のDEMデータをダウンロードできます。
adfフォーマットのファイルはFWToolsでは、次のようにgdal_translateを使って、GMTのgrdフォーマットに変更できます。
gdal_translate -of GMT w001001.adf w001001.grd
adfフォーマットのデータはmironeでもFWtoolsのOpenEVでも表示できます。
画像はmironeで表示した例です。FileメニューのOpen Grid/ImageからArc/Info Binary Gridを選択して、ファイルを選ぶと、とりあえずデフォルトの色づけで表示されます。
2009年5月28日木曜日
Google kmlフォーマットとESRI Shapeフォーマットの変換

GISのベクタデータの交換にはESRI社のShapeファイルフォーマットが使われることが多いです。
最近Google Earth上にデータを載せるためにGoogle社のkmlフォーマットが使われることが多くなりました。
この両者のベクタデータを相互に変換するツールとして、FWToolsが使えます。
ogr2ogr geology.kml -f KML geology.shp
とすると、geology.shpからgeology.kmlが作られます。GMTなどと違って、出力ファイルを入力ファイルより先に書くことに注意が必要です。作成されたkmlファイルをGoogle Earthで読ませると図のように表示されます。この変換はArcGISを持っていれば、パブリックドメインのプラグイン"Export to KML"が使えます。
逆にKMLフォーマットのデータからShapeを作るには、
ogr2ogr geology.shp geology.kml
とすればよいのです。出力がShapeの場合にはデフォルトなので、-fで出力フォーマットを指定する必要はありません。但し、kmlファイルに日本語が入っていると、また大きなデータだとうまくいきません。小さなデータで日本語が入っていないときには大丈夫でした。
この地質図は色づけされていません。Shapeファイルはベクトルデータレイヤの、点、線、ポリゴン毎に作られるもので、色づけ自体はされていません。一緒に使う属性データファイルにdbfに書いておき、そのデータを使って、アプリケーションが色づけをするということが出来ればよいのですが、規定されていないようです。
ただ地質図を貼り付けるのならラスター画像の方が便利です。
2009年5月25日月曜日
Shapeファイルをイラストレータで使う
ESRI Shapeファイル

ESRIはArc/Info、ArcGISといったGISシステムの老舗で最大手のソフトウェアベンダーです。
2009年5月21日木曜日
GRASSにラスターデータを読み込ませる。

GRASSの始め方
2009年5月20日水曜日
VisIt
VisItはLawrence Livermore NLで開発された2D、3D可視化フリーソフトです。
プラットフォームはLinux、MacOS-X、Windowsなどで、バイナリがダウンロードできますが、ソースが公開されていますので自分でビルドできます。
独自フォーマットのSilo形式のほか、Exodus、PDB、Mili、SAMRAI、BoxLib、Esight、VTK、Vistaなどのデータが読めるそうです。また、netCDFやASCIIで表現したLine等の形式、変わってるところではGISで使われるESRIのArcInfo shape形式のファイルも読めます。USGSのdemも読める。
機能はデータの2次元3次元のプロットの他、諸データの操作です。ステレオレンダリングが可能です。
クライアント-サーバー形式で、デスクトップPC単独から、並列処理のクラスターとの組み合わせまで可能です。
GUIで使うことも、コマンドラインからでも使え、C++、Python、Javaから呼ぶことも可能だそうです。
Getting Started、マニュアル、講習会用資料等が充実しているので、取っつきやすい方だと思います。プロットの形式は、コンター、曲線、ヒストグラム、スプレッドシート、メッシュ、シュードカラー、流線、ベクトル、表面、ボリュームなどが可能です。
http://www.llnl.gov/visit/
でギャラリーを見てみてください。
Pentium4のWindowsXPで動かしたらかなり重かったですが、Athron64のLinux版ではかなり軽快に動きます。
RHEL3 Xeon64上でビルドしてみました。makeも不要。スクリプトが付いていて、必要なライブラリ類をダウンロードして来て作ってくれる。スクリプトを実行するだけでした。
ライブラリにはVTKを使っており、paraViewとも近いようです。
ParaView
オープンソースの可視化ソフトウェアの一つです。
このソフトは、有名な可視化関係のオープンソースソフトウェアツールであるVTK(Visualization Tool Kit)を公開しているKitware社がVTKを使って開発、公開しているものです。アメリカDOEの予算で、Los Alamos、Sandia、Lawrence Livermoreの3研究所のコンソーシアムとの契約の一部としてKitwareが開発したそうです。
下記サイトからダウンロードできます。
http://www.paraview.org/HTML/Index.html
このサイトのドキュメントのページにはParaViewGuideという書籍の紹介があります。この本はAmazonで76ドルします。私は、VTKの教科書VisualizationToolki、89ドルを購入し、その付属CD-ROMからインストールしましたが、このソフトウェアにはオンラインヘルプがなく、上記76ドルの書籍が紹介されるだけです。上記サイトからダウンロードした場合どうなのかわかりませんが、この本を買わなければ何もわからないのかもしれません。商用ソフトに比べれば本代だけでよいので安いことは安いですが、オープンソースソフトウェアとしてはコストがかかる方です。VisItの場合は全く無料ですから。そのかわり、本を出している開発元のKitware社の開発費になることと、高品質のドキュメントが手にはいります。
上記CD-ROMに入っているのはParaView2.4.4です。ParaViewGuideも2.4の解説ですが、上記サイトによると、現在の安定版が、2.6.1、開発版が3.0.0です。
ParaViewの特徴は、マルチプラットフォーム、スケーラブル、並列分散処理によって、2D、3Dデータの可視化するというところは、VisItと同様です。VisItでは言及されていないタイルディスプレイ、CAVEでの表示もできるようです。
オープンソースの標準的なモジュラーアーキテクチャを使用しているということで、C++、OpenGL、Tclが使われています。
いろいろなフォーマットのデータが読めるとあり、ParaView、VTK関係の他の対応フォーマットは、EnSight、 Exodus、 BYU、 XDMF、 PLOT3D、 SpyPlot CTH、 HDF5、 DEM、PLY、 Protein Data Bank、 XMol、 Stereo Lithography、 Gaussian Cube、Raw、AVS、Meta Image、 Facet 、PNG、 SAFです。
USGSのDEMが読めるところが良さそうですが、VisItでは読めるGIS関係のESRI ArcInfoのShapeは対応していません。
インストールしたら、Helpメニューの中にあるDemoを動かすとどのような表現力があるかわかります。上記サイトのScreenshotsも良いです。
別に紹介した、Visualization in the Geosciencesでは著者のModer氏は、ParaView、vtkを使っているということなので、私ももう少し使ってみたいと思います。
Visualization in the Geosciences
Mirone
http://w3.ualg.pt/~jluis/mirone/index.htm
Luis, J.F. (2007) Mirone: A multi-purpose tool for exploring grid data, Computers & Geosciences, Volume 33, Issue 1, January 2007, Pages 31-41.
関心のある方は上記論文を参照してください。
Downloadというところから、MATLABを持っている場合、持っていない場合を選んでもらってきます。
現在1.4.0というバージョンです。私はMATLABを一つ持っているので、デスクトップ用にはMATLABあり用、ノートPC用には持っていない人用のものをダウンロードしました。
gmt_userdir\coastline.conf
というファイルにGMTの海岸線データファイルがあるフォルダ名を設定します。
私はc:\cygwin\gmt\share\coastとしました。
MATLABを持っている場合は、mironeのフォルダ中のmirone.mをMATLABで実行します。Mironeのツールバーだけのようなウィンドウが表示されるので、まずFileメニューのPreferenceでデフォルトディレクトリの設定などをします。私はCygwinのホームディレクトリにしています。
スクリーンショットの一覧で表示されているような機能があります。
http://w3.ualg.pt/~jluis/mirone/mirone_screenshots.htm
基本はGMTのgrdファイルを表示しますが、カラーパレットなどはリストから選ぶだけで、いろいろ試せます。陰影をつける、任意方向の断面を切り出すとか、傾斜を計算するとかも簡単です。
そのほか、IGRFの計算をするとか、3D表示用にFledermaus(ivew3D)用のデータを作るとか、プレート運動の計算、地理座標変換、津波伝播シミュレーション、アナグリフ(赤青)立体図を作るなど機能は多彩です。
seismicity、発震機構や地磁気アイソクロン、プレート境界などはデータが入っているようで、簡単に地形図と重ねて表示できます。
図の上に線、四角、円を描いたり、文字を書くこともできます。
MATLABを持っていないと遅いらしいですが、十分、非常に実用的だと思います。
著者のLuis先生は、GMTのメーリングリストでもよく見かけます。また、GoogleGroupにmironeのグループがあり質問などに対応していただけます。
2009.7.28追記
Mironeの1.5.0が7月6日に公開されていた。
MatLab使用のバージョンをダウンロードした。
mirone.mのショートカットをデスクトップに置き、これを右クリックでrun。ダブルクリックするとエディタが開く。
gmt_userdir中のgmt.confとcoastline.confを編集。gmt.confはSIかUSかを選択。SIがデフォルト。
coatlie.cofには、海岸線データをおいてあるGMTのディレクトリを記述。
C:\cygwin\gmt\share\coast
GRASSの教科書
しかたがないので、公式本を買って少しずつ読んでは試しています。
Neteler & Mitasova (2008) Open Source GIS A GRASS GIS Approach 3rd ed.
Amazon.co.jpでは、現在10,869円だそうです。カスタマーレビューが一つ書かれていますが、他にこの本の日本語での言及は見つけられませんでした。
ちょうど、v.6に対応して改訂されたものですし、実例を使ってわかりやすい解説がされておりありがたい良書です。現行版のGrassをまともに使うためには必須と思います。
OpenソースGISとしてはGRASSはもっともポピュラーで日本でもユーザーが多く、ネット上に解説が多いのはありがたいですが、古いバージョン用であったりして私のような初心者には分かりにくいのが残念です。どなたかに、この教科書を日本語にしてもらえるとありがたいです。でもできあがった頃には新バージョンになったりして。
Desktop GIS by G.E. Sherman
Sherman, G.E.(2008) Desktop GIS, Mapping the Planet with Open Source Tools. Pragmatic Bookshelf, ISBN 10-1-934356-06-9
を紹介します。345pp.Amazon.co.jpで3,204円でした。
題名の通り、オープンソースのソフトを使ったGISの概説書です。初心者からプログラミングをする人までを対象にしているようです。どのようなGISソフトがあるか、ソフト・ツールの紹介も含め、GISの機能や考え方が書かれています。
目次
序、入門、ベクタデータ、ラスタデータ、ディジタイズとベクタデータの編集、データフォーマット、空間データベース、データ作成、投影と座標系、ジオプロセッシング、コマンドラインツールの使用、QGISとGRASSの統合、GISスクリプティング、GISアプリケーションの書き方、
最後の方がこの本の特徴になると思います。
付録に具体的なソフトの紹介があります。
紹介されているGISソフトは、GUIタイプでは、
GRASS、gvSIG、Jump/OpenJump、OSSIM、OpenEV、Quantum GIS、Thuban、uDig
コマンドラインアプリケーションでは、
GDAL/OGR、Generic Mapping Tools
があり、そのうち
GRASS、OpenJUMP、Quantum GIS、uDig、GMT、GDAL/OGR、FWToolsについてはインストール法の解説があります。
GRASSとQuantum GISについては簡単な使用法の解説が付いています。
FWTools
次のサイトからダウンロードできます。サブパッケージと書かれたものは全部Windows版のパッケージに入っています。
http://fwtools.maptools.org/
OpenEVというアプリケーションとFWToolsShellというCommandプロンプトを使う環境があります。
OpenEVでは、様々な画像フォーマット、DEMデータ、shapeファイルなどを読み込んで表示できます。3D表示をリアルタイムで行うこともできます。
Shellの方では、GDALとOGRという2つのコマンド群があり、GDALはラスタ画像関係のツール群、OGRはESRIのshapeファイルなどのベクトルデータを扱うツール群です。
ラスタデータでは、GeoTiffやGMTのグリッドファイル、USGSのDEMなどを相互に変換したり、ファイルのメタデータなどを表示することgdal系のツールを使って可能です。60種類くらいのフォーマットに対応しています。
ogr系ではshapeファイルの中身を見たり、属性情報を使ってデータを分類することなどができます。
いろいろ便利なので、興味を持たれた方はご利用下さい。ただし、GMTを画像化したりすると、上下逆さまになったり、ならなかったりとおかしな点もまだ多いようです。
具体的な使い方ですが、Windows用のFWToolsを起動すると、FWToolsのインストールディレクトリでcommandウィンドウのシェルが開くので、私はここで、cygwinのホームディレクトリへ移動して、tcsh.exeを起動しています。
LiDAR地形データ
opentopography.org/kml <http://opentopography.org/kml >
上記サイトに行くと、上のkmlファイル(の圧縮されたkmz)をよべるリンクをクリックしてファイルを開くとすると、GoogleEarthが開いて、データを表示できます。
下のリンクからは小区画ごとのArcバイナリ(adfフォーマット)のDEMデータをダウンロードできます。
adfフォーマットのファイルは先日紹介したFWToolsでは、次のようにしてGMTのgrdフォーマットに変更できます。
gdal_translate -of GMT w001001.adf w001001.grd
adfフォーマットのデータはmironeでもFWtoolsのOpenEVでも表示できます。
Google Earth、Google MapでEarth Magnetic Anomaly Grid (EMAG2)
解説記事
http://bbs.keyhole.com/ubb/ubbthreads.php?ubb=showflat&Number=1205597#Post1205597
GoogleMapでは下記リンクをクリックすると表示できると思います。
http://ngdc.noaa.gov/geomag/data/Google_Maps/EMAG2/index.html
GoogleEarthでは先にGoogleEarthを実行しておいて、下記リンクをクリックすると登録される
http://geomag.org/models/EMAG2/EMAG2.kmz
GoogleMapではあまり拡大出来ないようです。