2010年11月20日土曜日

失われた時を求めて(マルセル・プルースト作、吉川一義訳、岩波文庫版)

岩波文庫で新しくプルーストの「失われた時を求めて」が刊行され始めたようです。夕べ書店に11月16日発行の第1巻があったので、買ってみました。全14巻の予定だそうです。第1巻は400ページくらいの本文の他、地図や、解説などの資料が多くて、読みやすそうです。

岩波文庫も古いものは現代人には読みにくいですが、新訳で読みやすい16行の版組で新しいものは良いですね。

井上究一郎訳<筑摩世界文学大系>全5巻の1,2巻を30年ほど前に買ってある(!)のですが、読めないできました。(世界文学全集のようなものは、堅いハードカバーで箱に入っていて、昔は書店でもよく見かけたものですが、遙か以前になくなってしまいました。)もともと、ほとんど文庫でしか、本を読まないので、しっかりしすぎた本は開くのもおっくうで読めなかったのです。

今度は、この文庫なら読みやすそうなので、おもしろければ最後まで読んでみたいです。

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