鳩山政権が2020年までに90年代基準で、温室効果ガスを25%削減を目指すといったことが、評価されたりけなされたりしている。排出量の大きな先進国と、これから大きくなる途上国が全体で合意することが前提であって、まず実現の見込みがないので、どうでも良いと言えばよいことである。
実は、2050年までに50%削減という、これも夢のような目標が、安倍内閣の時に掲げられていたのだが、こちらの方はほとんどだれもまともに良いとも悪いとも言わない。自分に関係ないのでどうでも良いということなのだろう。実は我々の子供や孫には重大事なのだが、40年も先はあの世と同じということなのだろう。
科学教育とか歴史教育というのは、別にみんなが専門家になる必要はないのだが、40年や50年程度の将来までは考えて、自分の日常や、選挙での投票行動に反映させるだけの知性というか見識を持つことを目指して欲しい。
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