i-MiEVを通勤を中心に6ヶ月使ってこられたくまさんというオーナーの方の運用情報がありました。(2ちゃんねるの書き込みで知りました。)
http://blogs.yahoo.co.jp/fumiokuwabara/folder/955669.html
ヒーターが5kWの消費電力でこれをフルに3時間使うと、フル充電したとしても走行可能距離が65km程度に減ってしまうとのこと。3時間で残量計の6-7目盛り(全体で16目盛り)消費するらしい。通常の走行可能距離は130km程度とのことです。シートヒーターであれば40-50W程度ですむ、これが必須とのことです。
くまさんのi-MiEVは初期トラブルで電池の全交換を行ったとのことですが、量産して1年以上たったといっても従来のエンジン付きの車とは全く違うEVではある程度のトラブルは予想の範囲でしょう。
日産はリーフの発売において、i-MiEVのようにまず少量の生産をおこなって、トラブル対応がしやすい法人向けやリースでの販売で様子をみるという常道を選ばず、いきなり一般向けの販売を始め、生産も年産5万台の規模で始めました。現実には10月から生産したはずなのに、生産が予定通り進まず、1月末で1000台未満の販売にとどまりました。生産能力の問題に加えて、これから数多くの多様なユーザーによる運用が進んでいくと様々なトラブルが出てくるはずです。事故も起こるでしょう。ガソリンを積んだ自動車の事故も悲惨な事になることも多いですが、EVによる事故はまた違った危険があるでしょう。事故の際の感電や電池の爆発の可能性については、どの程度危険なのか完全には予測出来ていないと思われます。
日産リーフの社会や市場からの評価がでるのはしばらく先のことでしょうが、厳しい物になると推測されます。
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