2010年5月16日日曜日

メキシコ湾原油流出事故(5/16)

OGJ(5/10)、小さいcontainment dome (top hat)は、海水と油ガスが接する部分が少ないのでハイドレートを作りにくいと期待。4フィートx5フィートと小さく最初からライザーにつけて降ろす(大きいドームは海底においてからライザーをつないだ)。

メキシコ湾掘削事故のトリガーがハイドレートというScienceの記事の元は、APの記事が関係しているかもしれない。誤解が広がらないと良いのですが。 http://bit.ly/a4qYm1 共同の短い記事。誤解を広げそう。 http://bit.ly/bLDSFJ

NYTによると、政府は石油掘削を監督しているMMS鉱物資源局の分割を提案。業界との癒着を批判されたMMSの規制と推進の役割を分ける。

メキシコ湾原油流出事故に関するBPのサイトを専門家に教えてもらった。 http://bit.ly/dAfcZk 上院の委員会でのBP責任者による証言(5/11)のpdfファイルなどがおかれている。

メキシコ湾原油流出事故NYT(5/12) 事故の原因としてBOPの油圧シールの不良が注目されている。ROVで発見されたもので事故が原因で漏れたと思わないとBOP製造業者。

ベネズエラでsemisub rigが沈没。Aban Pearl 幸い 死者はない。原因は不明。チャベス大統領がtwitterで示した。

メキシコ湾原油流出事故対策。Junk shotから? めどがついたか? NYTimes: BP Says Leak May Be Closer to a Solution http://s.nyt.com/u/wz5B

流出する油ガスのビデオについて。 NYTimes: Underwater Video Shows Oil Gushing From Damaged Pipe into Gulf http://nyti.ms/9rcgth

石油開発業界には厳しくなりそう。NYTimes: Obama Vows End to ‘Cozy’ Oversight of Oil Industry http://nyti.ms/c6Zyyv

掘削科学は石油開発技術と深い関係があり、特に海洋、さらに大水深となると、二人三脚で進めて行かないといけないのですが、…

まず、原因究明と対策。図解が面白い。@sciencemagazine BBC News - BP chief backs oil drilling in wake of US disaster: http://bit.ly/anEZPk

BPは、上にかぶせるタイプとライザーパイプに差し込むタイプのtop hatを検討していたが、5/13差込型の設置作業がはじまった。うまく行けば5/15に油ガスの回収が始められる。(OGJ 5/14)

今回事故が発生した開発事業で、日本の石油開発会社がノンオペレータとして10%の権益を保有。本事業に関する保険契約あり、事故原因、業績への影響は現時点では不明、と発表 5/10 http://bit.ly/cgaUPL

RT nytimes Giant Plumes of Oil Found Under Gulf of Mexico http://nyti.ms/9sJ8kw

上記NYTのGiant Plumes of Oil記事。海水を調べたら何層かに石油が混じっている。事故による流出量が、これまで言われている5000バレル/日より多く25,000~80,000くらいではないか?対策で使われた分散剤のために海中に多く溜っているのではないか?海水中にどれだけの量の石油が存在しているかは時間がかかるマッピングが必要でまだわからない。石油を分解する微生物が増殖して酸素を消費し、貧酸素域が生じてそこでは動物等が住めなくなるという予測。

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