日産リーフは12月20日から販売開始だそうです。
6000台が予約されているそうなので当面は大丈夫でしょうが、環境イメージを示したい法人需要が一段落して、個人に売らなければならなくなったらどうでしょうか。
ガソリン車を買えない、ガソリンが300円/L程度するといった変化がなけれ、使い勝手が悪く高価なリーフが売れるとは思えません。
最低価格376万円、補助金を活用すれば298万円という価格だそうですが、これはとってもとっても安いのです。本来iMeEV(以前460万からリーフ発表で値下げして現在398万)よりずっと大きな容量の電池を積むので、コストは500万以上になるはずです。
以前は電池以外の値段を通常の車と同じ程度にして、電池代はリースでその費用は未定(月に5千円という予想があった)という言い方をしていました。電池代込みで4百万というのは破格の低価格でしょう。売れたら売れたで損をする。幸か不幸かあまり売れそうにはありません。
すでに一般販売を1年近くしている三菱iMeEVはヤマダ電機でも販売するという報道があったりして少し話題になりましたが、一般にはほとんど売れていないと思います。
日産はリーフに社運をかけているそうですが、勝つ見込みがほとんどないとても危険な賭けだと思います。
まだ発売されていないこの車がヨーロッパのカーオブザイヤーに選ばれたそうですね。賞の権威というか価値が疑われます。
0 件のコメント:
コメントを投稿