「「夢」と「嘘」の狭間~環境エネルギー技術」は、安井至先生の「あらたにす」での記事(2009年08月11日)です。
http://allatanys.jp/B001/UGC020001820090810COK00359.html
様々な、新エネルギー、代替エネルギー、再生可能エネルギーといった技術が研究されていますが、どの程度あてになるかというとはなはだ心許ないのは、実際に研究している人には半ば常識ですが、技術開発に予算がついたとか、何とか研究室で何かの実用化に必要な何とか技術を開発といった報道が入れ替わり立ち替わりでされると、一般の方々は、これだけいろいろなところでお金をかけて難しいことをやっているのだから、何とかなるのだろうと考えておられると思います。
実態は安井先生が書いておられるとおりで、現在主要なエネルギーの供給源となっている原子力や石炭、石油天然ガスの代わりにあてにできるエネルギー資源は事実上「ない」のです。研究者は夢を売り、予算当局もそれで、対策をやっていると社会に対する顔向けができる、マスコミも専門の記者はわかっているのですが、研究者と同じで夢のある話にしないとニュースバリューがないので、自分の仕事を続けていく、拡大するために研究者のささやかな夢を拡大して売っています。
予算当局や担当官庁は、夢の程度、本音、を承知していますが、困るのが報道を鵜呑みにして「政策」を打ち出したがる政治家の先生たちです。
まずは、マスコミが本当のところをちゃんと伝えていくべきだと思うのですが、地球温暖化対策で騒いでいるのは情けない限りです。石油が少なくなっていき、値段が上がればCO2の心配どころではなくなります。食べるものの心配をしたがよいです。
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