亀井静香金融担当相・郵政改革担当相の活躍が止まりませんね。金融界からは総スカンのようですが、大臣なので一体どうなるのやらという感じです。マスコミでも亀井大臣のモラトリアム政策は副作用が大きすぎるとだめ出しをされています。
亀井大臣は、野党時代に国会に法案を出したこともある元々の3党の政策なので、鳩山首相も当然合意の上だと意気軒昂ですが、経済界、マスコミはとんでもない、こんなことをやっていたら民主政権はもたないぞ、早く斬れ、という論調が多いです。
自民党政権時代には、このような「えっ!」とおどろくような「政策」が、いろいろなセンセイからでてきては、官僚がそれらしい形にして押し通していったものです。金融界から「馬鹿な政策」と反発されていますが、破綻しそうな銀行に税金を入れて救済することも「馬鹿な政策」なのです。自分が損をするときは「馬鹿な政策」と悪口を言って、窮したときは「馬鹿な政策」にすがってきました。
亀井大臣はそのあたりは当然よくご承知で持論を押し通そうとしているのでしょう。このような政策は決して、「役所」からは出てきません。「政治主導」の良いところでもあり、危険なところでもあるでしょう。鳩山内閣の試金石となることは間違いありません。目が離せませんね。
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