2009年9月25日金曜日

年金いくら払っている?

国民年金は1号保険者で月額14,410円だそうですね。私はサラリーマンなので、もっと払っています。

例えば月額3万円払っている人がいるとして、この人は20歳から60歳まで40年間で1440万払うことになります。65歳から85際まで受け取るとすると20年間で、月額6万円程度となります。国民年金だけなら半分で3万円程度です。現在の基礎年金は6.6万円なので、3万円払って6.6万円受け取っているということになります。もちろん、支払い時と受け取り時での物価、貨幣価値が違うのでそんなに単純にはいきませんが、大体支払った額の2倍程度を受け取るということです。当然税金や雇用者側がその分を支払わなければなりません。

年金は制度を初めて金を集め始めて、支払いが本格的に始まるまでは、金は入ってくるばかりで余って仕方がない状態でした。厚生年金会館などを造って天下りし放題で無駄遣いをやってきました。誰でもわかることですが、支払い額が多くなってくるとそんなことは続かない。

今はとにかく収支が悪いのだから、支給開始を遅らせる、支給額を減らす、税金を増やす、支払いを増やすしかないです。支払額より支給額が少なくなったり、そのような見通しになれば支払う人はいなくなります。現在若年層やフリーターの不払いが多くなって問題になっていますが、基礎年金部分は本来全員加入なのだから、その分は税金でまかなった方が徴収費用が不要で未払いをなくせるということで有利です。これを消費税でまかなうというのが一番簡単な解決策ですが、「消費税」とひとこといえば政権が倒れるといわれるためにできないでいるのですね。

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