2011年1月22日土曜日

日産リーフ アメリカでの報道

USA Today
Nissan falls months behind in electric Leaf car deliveries
http://usat.ly/e3iCu5
日産は電気自動車Leafの納車に数ヶ月遅れている。

アメリカでは20,000台の予約があり、昨年の夏に予約した人は1から2月に納車を期待していたが5月または6月まで待機する必要があるとのこと。これまでの情報では夏の終わりまでには予約者全てに納車できるという事でした。なお、日本では6,000台の予約があり、年度内に納車するという目標だったと思います。

アメリカ日産も日本での生産スケジュールが噛みあうようになるまではっきりとは言えないようです。納車遅れの理由は日本と同様ですが明らかにしていません。ただ、Leafを予約したユーザーはあまりキャンセルをしていないようで、これは日産に取ってラッキーですね。

ところで、GMのシボレーボルトの予約待ち時間は平均2から4ヶ月の待ち時間で、年間生産は1万台だそうです。Leafは当初年間5万台で、6年間に100万台という野心的な目標を持っています。


一方、New York Timesは1月23日付の新車紹介記事でLeafを取り上げています。
The People’s Electric, Ready to Claim Power
http://nyti.ms/hYazjT
人々の電気自動車が力を主張し始める。

この記事は主に諸背景の情報と試乗記で、納車のペースに付いては特にコメントしていませんが、充電に非常に時間がかかること、出かける際の走行可能距離に関する不安について懸念していますが、特に持ち上げたりけなしたりしてはいません。

日本では納車遅れは、慎重に生産していることと、補助金手続きに時間がかかるという理由を上げています。慎重に生産しているというのは、予定した品質での生産が出来ていないということでしょう。補助金手続きの遅れというのも、役所が悪いということでしょうか、それとも申請するための車の情報が足りないから受け付けられないということはないのでしょうか?

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