2011年3月7日月曜日

電気自動車の使い道

日産リーフの個人への納車がかなり進み、ブログ、ツイッターでの報告が増えてきました。

また、2ちゃんねるでは、航続距離の議論が進み?「リーフは最高200km、高速などでは100km程度の航続距離しかなく実用的でない」という意見と、「そんなことは承知した2nd、3rdカーとして使う人が買うのだから好きにさせろ」という意見にまとまったようです。

高速道路などの急速充電では、日産ディーラーの「30分で80%」の急速充電より能力が落ちるということもわかりました。

自動車は道具であると同時に趣味の対象でもあり、何千万もするスポーツカーを晴れた週末に乗るだけという人もいます。私などには理解しがたいのですが、その種の人々が、EVが、リーフが、珍しいから、まずは一番乗りと、買っている場合が少なからずあるのではないかと邪推しています。イノベーター、アーリー・アダプターというのはそんな人々で、もし補助金対象の6年間持たなくても停めて飾っておいたりするような趣味人なのでしょう。

急速充電スポットを伝って遠出するとか、自宅に充電設備を持たず急速充電スポットのみを使用して運用するとか、日産が想定していないと思われるユーザーも見られて、これこそが本当の市場テストになると思っています。普通充電で運用し、急速充電は普段はしないで6年後に80%の電池容量が残るという試算から、運用によってどの程度変わるのかとても興味深いです。

i-MiEVのような軽自動車サイズであれば、街乗り、買い物、通勤用と考える人が多数で、遠出しようという人は元々少ないので良いのですが、リーフの見かけでは勘違いする人が多そうです。これが今後トラブルのもとになりそうです。

6年後に中古車としてどのような価値が残るのかも興味深いです。今買っている人々が続けて10年以上も乗ってくれれば良いですが、6年後に第三者に渡るとき補助金なしの航続距離80~160kmのリーフはいくらで売れるでしょうか?

耐久性が不明、下取り価格が不明というクルマを買うような趣味人がそれほど多いとは思えないので、リーフの売れ行きは1年後には月100台以下になる、補助金も余り、高速道路等の充電設備も無駄になる、と予想しておきます。

日産リーフ、シボレー・ボルトの売上げ 2月

アメリカでの日産リーフの売上は、1月の87台に対して、67台であったそうです。今年アメリカで2万台売るという、また2013年までに50万台のEVを売るという日産の目標の初めに厳しい状態です。

一方、シボレー・ボルトVoltは、1月の321台に対して281台であったということで、リーフには勝ったということですが、これもあまりパッとしません。

さて、日本での日産リーフの売上は、2593台だったそうです。

昨年12月の発売以来の販売台数を纏めると、以下のようになります。

          日産リーフ       シボレー・ボルト
     日本     アメリカ     アメリカ
12月   19       19        326
1月   962       87        321
2月   2593       67        281
合計  3574       173        928

リーフはヨーロッパにも出荷されており数百台は出ているはずなので世界で4000台程度が売れた模様。ボルトはアメリカのみのはずで、約1000台しか売れていないのですね。

さて、リーフは年度内6000台生産するということも無理なのではないかと思っていましたが、月に2000-3000台の生産体制になっているようなのでクリアできそうです。6000台分あったという国内予約者のキャンセルを除いた予約者には年度内納車ができるようです。補助金が受けられるのかどうかは不明ですが。

バッテリー生産時の不良品が9割というのは、やはりデマだったのでしょうか。