先月、「三菱 i-MiEV アイ・ミーブの売れ行きは?」
http://infinitevoxels.blogspot.com/2010/12/i-miev.html
というのを書きましたが、全国軽自動車協会連合会というところが、「軽四輪通称別新車販売台数」という資料を公開していました。
http://www.zenkeijikyo.or.jp/statistics/tushosoku/1012tushosoku4.htm
この資料には、アイ・ミーブは2010年12月に、164台、11月は172台、2009年12月は145台、2010年累計は2340台、2009年累計は986台というデータが出ていました。
2009年7月から販売しているので、1年半で合計3326台売れたということです。2009年度2000台、2010年度8500台の生産計画ということからすると、3月までに累計10500台の生産ということでしょうか。上記販売ペースからすると、2010年度末までの累計販売台数は約4000台程度と思われます。好調ということはないですが、低い水準ながらもそれなりに着実に売れているという事になるでしょうか。
アイ・ミーブは輸出もしているでしょうから実際の生産台数はわかりませんが、おそらくこのペースでは生産計画は下げているでしょうね。
日産リーフの方の売れ行きはまだわかりませんが、共に引き続き注目です。
三菱のサイトにも、月毎の国内販売台数のデータが出ていました。輸出、生産台数は車種ごとには出ていません。
http://www.mitsubishi-motors.com/publish/pressrelease_jp/ir/2010/news/detail4417.html
2011年1月14日金曜日
2011年1月13日木曜日
電子書籍ガラパゴス元年
電子書籍リーダーと電子書籍マーケット(書店)の発表が続いています。
一体いくつあるのか?リーダーのメーカーとして、シャープとソニーがそれぞれマーケットを開設。携帯電話キャリアのNTTドコモ、AU、ソフトバンクがそれぞれ、自社携帯電話(これは元からあった)、スマートフォン向けのマーケットを始めるようです。それから、アップルiPhone、iPad向けの電子書籍アプリでの提供などなど。
それぞれのマーケット毎に、決まったリーダーなり、キャリアなりで閉じているのが見事なガラパゴス現象です。島ごとに少しずつ違うゾウガメに進化していったように、同じコンテンツが違ったモノになっていくのでしょうか。島によっては絶滅、他の島と合体、ということが起きるのでしょうか。とても興味深いですね。
出版社は電子化した商品をいくつかのマーケット・キャリア(取次+書店)に渡すだけなので簡単。マーケットの方は、小さな国内市場を分けあって競争するということで、出版社はらくちんです。ユーザーはリーダーやキャリアを変えることができない?難しくなる?と良いことはありませんね。
日本にはKindleのようなデバイスやキャリアから独立した電子書籍が利用出来る日は来ないのでしょうか。現在のガラパゴスの競争の勝負がつくまで待たなければならないのかも知れません。
残念ですね。
一体いくつあるのか?リーダーのメーカーとして、シャープとソニーがそれぞれマーケットを開設。携帯電話キャリアのNTTドコモ、AU、ソフトバンクがそれぞれ、自社携帯電話(これは元からあった)、スマートフォン向けのマーケットを始めるようです。それから、アップルiPhone、iPad向けの電子書籍アプリでの提供などなど。
それぞれのマーケット毎に、決まったリーダーなり、キャリアなりで閉じているのが見事なガラパゴス現象です。島ごとに少しずつ違うゾウガメに進化していったように、同じコンテンツが違ったモノになっていくのでしょうか。島によっては絶滅、他の島と合体、ということが起きるのでしょうか。とても興味深いですね。
出版社は電子化した商品をいくつかのマーケット・キャリア(取次+書店)に渡すだけなので簡単。マーケットの方は、小さな国内市場を分けあって競争するということで、出版社はらくちんです。ユーザーはリーダーやキャリアを変えることができない?難しくなる?と良いことはありませんね。
日本にはKindleのようなデバイスやキャリアから独立した電子書籍が利用出来る日は来ないのでしょうか。現在のガラパゴスの競争の勝負がつくまで待たなければならないのかも知れません。
残念ですね。
2011年1月11日火曜日
日産リーフはアメリカで12月に19台売れた!
昨日紹介したアメリカのYahoo News記事では10台以下とありましたが、別に19台と書かれていたり(http://bit.ly/gYEXcN)、Detroit auto showでシボレー・ボルトがカー・オブ・ザ・イヤーという記事で20台以下と書かれたりしています(http://bit.ly/eJK8ao)。
いずれにしても、この台数は少なすぎで、アメリカではクリスマス休暇前に納車という話だったのにまだだと怒っている人などがいるようです。(http://bit.ly/gYJdvr)
一方、カリフォルニアのハイウェイでLeaf2台でテストドライブをして、フル充電で111マイル走ったというブログ記事も出ています(http://bit.ly/i0nJGj)。主に時速55マイルで走ったのですが、途中で90分のLevel2充電をした、実際にはほとんど充電の必要はなかった、ということです。日産は100マイル走るという推定をしており、偽りはないという結論のようです。
Leafにとっては良いニュースではありますが、ハイウェイでは2時間走ったら90分(急速充電なら30分)休んで充電しなければならないということですね。遠出をする車ではないでしょう。
いずれにしても、この台数は少なすぎで、アメリカではクリスマス休暇前に納車という話だったのにまだだと怒っている人などがいるようです。(http://bit.ly/gYJdvr)
一方、カリフォルニアのハイウェイでLeaf2台でテストドライブをして、フル充電で111マイル走ったというブログ記事も出ています(http://bit.ly/i0nJGj)。主に時速55マイルで走ったのですが、途中で90分のLevel2充電をした、実際にはほとんど充電の必要はなかった、ということです。日産は100マイル走るという推定をしており、偽りはないという結論のようです。
Leafにとっては良いニュースではありますが、ハイウェイでは2時間走ったら90分(急速充電なら30分)休んで充電しなければならないということですね。遠出をする車ではないでしょう。
2011年1月10日月曜日
電気自動車元年になるか?
正月には、宮崎あおいさんが出てくる三菱のi-MeEVの宣伝が多かったですね。技術力、売っているぞということを示すには良いのですが、さて、現在どれだけ売れているのでしょうか?
ルノーのEV技術の漏洩事件という報道もありました。(日産ならわかるがルノーに盗まれて困る技術があるのかといった揶揄する声も聞かれました。日産があわてているかも知れませんが。)日産リーフは正月の新聞では宣伝がありましたが、TV-CMでは気がつきませんでした。
EVではないですが、PHVプリウスが箱根駅伝の運営車両としてたくさん出てきました。PHV車は長距離になれば従来のHVと変わらないですが、まあ宣伝ですから。
注目は純粋EVの日産リーフがどのくらい売れて走りだすか、です。昨年末に出たばかりで予約していた法人と物好きな金持ちにもまだ行き渡っていませんので、その後の勢いを見るには半年くらいは待たなければならないでしょう。今年中に日産-ルノーグループの経営危機なんてことがなければ良いのですけれどね。
アメリカのYahoo News12/31に次のような記事がありました。
Chevy Volt, Nissan Leaf post small December sales(http://yhoo.it/hmpgUR)
12月の売上は、売りだして2週間で、シボレー・ボルトVoltは250から350台、Nissan Leaf日産リーフは10台以下で、まだ限定生産なのでほとんど走っていないということです。アメリカ全土で買えるようになるには2012年まで待たなければならない、バックオーダーが5万台あるということも書かれています。待っている人が沢山いるようです。彼らの期待に生産販売スピードと性能で答えられるでしょうか。
ルノーのEV技術の漏洩事件という報道もありました。(日産ならわかるがルノーに盗まれて困る技術があるのかといった揶揄する声も聞かれました。日産があわてているかも知れませんが。)日産リーフは正月の新聞では宣伝がありましたが、TV-CMでは気がつきませんでした。
EVではないですが、PHVプリウスが箱根駅伝の運営車両としてたくさん出てきました。PHV車は長距離になれば従来のHVと変わらないですが、まあ宣伝ですから。
注目は純粋EVの日産リーフがどのくらい売れて走りだすか、です。昨年末に出たばかりで予約していた法人と物好きな金持ちにもまだ行き渡っていませんので、その後の勢いを見るには半年くらいは待たなければならないでしょう。今年中に日産-ルノーグループの経営危機なんてことがなければ良いのですけれどね。
アメリカのYahoo News12/31に次のような記事がありました。
Chevy Volt, Nissan Leaf post small December sales(http://yhoo.it/hmpgUR)
12月の売上は、売りだして2週間で、シボレー・ボルトVoltは250から350台、Nissan Leaf日産リーフは10台以下で、まだ限定生産なのでほとんど走っていないということです。アメリカ全土で買えるようになるには2012年まで待たなければならない、バックオーダーが5万台あるということも書かれています。待っている人が沢山いるようです。彼らの期待に生産販売スピードと性能で答えられるでしょうか。
2011年1月9日日曜日
無限音階?
年末年始に大量のTVCMで聞かされた、和田アキ子さんのナナナナーは聞き苦しかったですね。驚きました。音域が狭いのにビアノに張り合おうとがんばって歌ってみたのでしょうが、まるで無限音階で、下手なおじさんのカラオケのように高音域になると、急にオクターブ下がるという芸当を聞かされました。普通に聞けばとりなおす、曲を変えるなどしなければならないできでしょう。周囲のプロはなにをやってきたのでしょうか?制作者みんなで恥をさらしました。
ラジオでこの収録の際に、体調が悪かったけれど頑張ったという話をされていたと思います。和田さんは耳もかなり悪くなっておられるのでしょうか?
SMAPのケータイCMのロコモーションもわざとやっているのかどうか分かりませんが、音を外し過ぎて聞き苦しいです。走りながら歌っている感じが出ているといえばいえるでしょうが。
ラジオでこの収録の際に、体調が悪かったけれど頑張ったという話をされていたと思います。和田さんは耳もかなり悪くなっておられるのでしょうか?
SMAPのケータイCMのロコモーションもわざとやっているのかどうか分かりませんが、音を外し過ぎて聞き苦しいです。走りながら歌っている感じが出ているといえばいえるでしょうが。
2011年1月6日木曜日
Smart Solutions to Climate Change by Lomborg
今度は、Cambridge University Pressの
Smart Solutions to Climate Change: Comparing Costs and Benefits by Bjrn Lomborg (2010)
を買った。
11.99ドルでした。数秒でKindleに入っていました。
Amazon.comによると、
ハードカバー 83.26ドル
ペイバーバック 18.73ドル (定価29.99ドル)
ディジタル定価 24.00ドル
Amazon.co.jpによると
ペーパーバック 2,332円 (参考価格2,570円)
です。
ディジタル版のサイズは
6317kB Location数16750
ペーパーバックでは436ページ。
約1000円なので、ちゃんと読めばかなりオトク!
ただし、相当長い。Lost Symbolが10943だったので本当に長いです。全部読めるでしょうか。
Reference として使うというつもりで持って歩けるというメリットもあります。
Cambridge University PressやOxford University Pressの本は、怪しいものはほとんどないので、安心して買うことができます。非常に専門的なものから入門書まで多様です。気候変動関係はIPCCの出版物はCambridge University Pressから出ていることもあり、全体に充実していると言えると思います。
Smart Solutions to Climate Change: Comparing Costs and Benefits by Bjrn Lomborg (2010)
を買った。
11.99ドルでした。数秒でKindleに入っていました。
Amazon.comによると、
ハードカバー 83.26ドル
ペイバーバック 18.73ドル (定価29.99ドル)
ディジタル定価 24.00ドル
Amazon.co.jpによると
ペーパーバック 2,332円 (参考価格2,570円)
です。
ディジタル版のサイズは
6317kB Location数16750
ペーパーバックでは436ページ。
約1000円なので、ちゃんと読めばかなりオトク!
ただし、相当長い。Lost Symbolが10943だったので本当に長いです。全部読めるでしょうか。
Reference として使うというつもりで持って歩けるというメリットもあります。
Cambridge University PressやOxford University Pressの本は、怪しいものはほとんどないので、安心して買うことができます。非常に専門的なものから入門書まで多様です。気候変動関係はIPCCの出版物はCambridge University Pressから出ていることもあり、全体に充実していると言えると思います。
2011年1月5日水曜日
A Very Short Introduction to The ...
Kindleで日本語の電子書籍を読めるようになるのはまだ先のことになりそうです。
英語の書籍で、小説は古典はいくらでもあるのですが、やはり読みにくい。海外出張のような移動時間が長い時などには小説も結構読めるのですが、普段の自動車通勤の生活ではそんなに読む時間がありません。
そこで、英語の勉強として、ある程度興味を持てる短い教材を少しずつ読んでみようと思い、Oxford University PressのA Very Short Introduction シリーズの本を選んでみました。
このシリーズは、いろいろな分野の最初の入門書で、判型は日本の新書版とほぼ同じで200ページ程度の薄い本です。200冊以上出ています。非常に多彩で、「ファラデー」、「惑星」、「貴族政治」、「不可知論」、「広告」、「アフリカ史」、「アメリカの移民」、「アメリカの政党と選挙」、「無政府主義」、「古代エジプト」、「古代哲学」、「古代の戦争」、「英国国教」といった面白そうなタイトルが並んでいます。
今ネットで調べると、岩波書店から翻訳が「1冊でわかるシリーズ」というシリーズ名で数十冊出ているそうです。見たことはないですが。1冊1500円前後です。
元のOUPのAmazon.comでの値段は、定価らしい11.95ドルを消して8ドルから9ドルです。
さて、kindle版ですが、このシリーズのすべてが揃っているわけではありません。また、日本では買えないものも多いようです。例えば「地球温暖化Global Warming」は8.36ドルの書籍版が4.01ドルらしいですが、アジア&太平洋の消費者は買えない、となっています。
アジア&太平洋で利用可能なこのシリーズのkindle版は62タイトルで、哲学や人文系が多く、残念ながら科学関係は殆どありませんでした。
その中から、
A Very Short Introduction to The Modern Scientific Method and The Nature of Modern Science
2010年12月17日発行。ASIN: B002YX0NJ4
というRaji Al Munirという人が書いた本を選んで購入してみました。4.99ドルでした。ワンクリックで購入して、数秒後にKindleのスイッチを入れたらもう入っていました。51kバイト。値段相応に短いんですね。文のカウント(location数)が703しかありません。
この題名で検索してもKindle版しか出てこないので、書籍版はないようです。OUPのA Very Short Introduction シリーズの電子カタログにも出ていないのです。
同じ著者でよく似たタイトルの書籍のkindle版がありました。ASIN: B002C74MUS
The Modern Scientific Method: Why A Modern Scientific Theory is NOT just a theory
2010年12月16日発行で4版。5.99ドルで少し高い。109kバイト。
実際、目次も良く似ていますが、付録が付いています。
(著者のサイトによると書籍版は7.95ドルらしい)
この付録を見ると、400円と480円の違いなら、こちらを買えばよかったかなとも思います。
Appendix 1: A Short Summery of The Science-Based Natural
History of Planet Earth
Appendix 2: A Short Description of The Theory of Evolution
via Natural Selection
Appendix 3: The Phenomenon of Life and Death
まずは読むことですね。
面白いことに、同じ名前の著者がOxford University Pressからイスラム教に関する本を出していることです。Kindle版もあります。同姓同名で別人物のようです。
さて、2日かかりましたが読み終わりました。さすがに短かった。話は分かりやすいと思います。
英語の書籍で、小説は古典はいくらでもあるのですが、やはり読みにくい。海外出張のような移動時間が長い時などには小説も結構読めるのですが、普段の自動車通勤の生活ではそんなに読む時間がありません。
そこで、英語の勉強として、ある程度興味を持てる短い教材を少しずつ読んでみようと思い、Oxford University PressのA Very Short Introduction シリーズの本を選んでみました。
このシリーズは、いろいろな分野の最初の入門書で、判型は日本の新書版とほぼ同じで200ページ程度の薄い本です。200冊以上出ています。非常に多彩で、「ファラデー」、「惑星」、「貴族政治」、「不可知論」、「広告」、「アフリカ史」、「アメリカの移民」、「アメリカの政党と選挙」、「無政府主義」、「古代エジプト」、「古代哲学」、「古代の戦争」、「英国国教」といった面白そうなタイトルが並んでいます。
今ネットで調べると、岩波書店から翻訳が「1冊でわかるシリーズ」というシリーズ名で数十冊出ているそうです。見たことはないですが。1冊1500円前後です。
元のOUPのAmazon.comでの値段は、定価らしい11.95ドルを消して8ドルから9ドルです。
さて、kindle版ですが、このシリーズのすべてが揃っているわけではありません。また、日本では買えないものも多いようです。例えば「地球温暖化Global Warming」は8.36ドルの書籍版が4.01ドルらしいですが、アジア&太平洋の消費者は買えない、となっています。
アジア&太平洋で利用可能なこのシリーズのkindle版は62タイトルで、哲学や人文系が多く、残念ながら科学関係は殆どありませんでした。
その中から、
A Very Short Introduction to The Modern Scientific Method and The Nature of Modern Science
2010年12月17日発行。ASIN: B002YX0NJ4
というRaji Al Munirという人が書いた本を選んで購入してみました。4.99ドルでした。ワンクリックで購入して、数秒後にKindleのスイッチを入れたらもう入っていました。51kバイト。値段相応に短いんですね。文のカウント(location数)が703しかありません。
この題名で検索してもKindle版しか出てこないので、書籍版はないようです。OUPのA Very Short Introduction シリーズの電子カタログにも出ていないのです。
同じ著者でよく似たタイトルの書籍のkindle版がありました。ASIN: B002C74MUS
The Modern Scientific Method: Why A Modern Scientific Theory is NOT just a theory
2010年12月16日発行で4版。5.99ドルで少し高い。109kバイト。
実際、目次も良く似ていますが、付録が付いています。
(著者のサイトによると書籍版は7.95ドルらしい)
この付録を見ると、400円と480円の違いなら、こちらを買えばよかったかなとも思います。
Appendix 1: A Short Summery of The Science-Based Natural
History of Planet Earth
Appendix 2: A Short Description of The Theory of Evolution
via Natural Selection
Appendix 3: The Phenomenon of Life and Death
まずは読むことですね。
面白いことに、同じ名前の著者がOxford University Pressからイスラム教に関する本を出していることです。Kindle版もあります。同姓同名で別人物のようです。
さて、2日かかりましたが読み終わりました。さすがに短かった。話は分かりやすいと思います。
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