1月27日の報道によると、Amazonの第4四半期決算でKindle向け電子書籍の売り上げが初めてペーパーバックの売り上げを超えた。ハードカバーの売上をその電子書籍版が上回ったというのが、第3四半期だったでしょうか。Kindle booksの快進撃は目を見張るばかりです。
日本の電子書籍は、リーダー端末、マーケットが乱立しています。
iPhone・iPadアプリ、Sonyリーダー、SharpガラパゴスーTsutaya、Docomo、AU、Softbank
現在日本の電子書籍市場はガラパゴス状態になっていますが、全部ほそぼそと生き残るのか、どこかが生き残るのか、全部潰れてしまうのか?これらの外からアマゾンKindle booksやApple iBooksが入ってくるのか?
ユーザーは置いてきぼりというのは日本らしいですが、アメリカに数年遅れて似たような状況になると予想しておけば大きく外れることはないでしょう。今回の報道が何か影響をあたえるかも知れません。
2011年1月29日土曜日
日産リーフ 納車された人、まもなく納車の人のツイート
ツイッターで日産リーフが納車されたという人、まもなく納車されるという人のツイートがありました。
納車されたという人は、leaf_thousandという方で、群馬県で最初のオーナーのようです。ツイートピクスに写真を掲載しておられます。今後の情報発信が期待されます。
まもなく、納車という人は、
こちらも群馬県の青林檎さんという方で、太陽光発電を自宅で行っていて発電量の情報の発信もしておられます。オール電化の工事をして、その際に屋外充電のための配線も終わっており、リーフの納車を待っておられる状態。2月上旬に納車予定で、使い勝手のレポートをブログで発信していかれる予定とのこと。
http://greenapple.txt-nifty.com/taiyoko/
いよいよ個人ユーザーへの納車が始まった、という感じがしてきました。税金だけで走る自治体などはエコカーを使っているという看板があれば実用性はどうでもよいでしょうから、まともな使用記が一般に出てくるのは、自分の懐から金を出して使っていこうという個人ユーザーからしかありません。注目されます。
納車されたという人は、leaf_thousandという方で、群馬県で最初のオーナーのようです。ツイートピクスに写真を掲載しておられます。今後の情報発信が期待されます。
まもなく、納車という人は、
こちらも群馬県の青林檎さんという方で、太陽光発電を自宅で行っていて発電量の情報の発信もしておられます。オール電化の工事をして、その際に屋外充電のための配線も終わっており、リーフの納車を待っておられる状態。2月上旬に納車予定で、使い勝手のレポートをブログで発信していかれる予定とのこと。
http://greenapple.txt-nifty.com/taiyoko/
いよいよ個人ユーザーへの納車が始まった、という感じがしてきました。税金だけで走る自治体などはエコカーを使っているという看板があれば実用性はどうでもよいでしょうから、まともな使用記が一般に出てくるのは、自分の懐から金を出して使っていこうという個人ユーザーからしかありません。注目されます。
2011年1月28日金曜日
日産 バッテリーの量産で苦戦
Yahooニュース1月26日に下記の記事が出ています。
「日産が電気自動車で早くも躓き バッテリーの量産で苦戦」
http://bit.ly/erXi4x
情報誌「選択」から提供された記事のようですが、日産リーフの納車遅れがリチウムイオン電池の量産に苦戦しているからであるという事です。(日産関係者)、(日産系ディーラー)といった情報源の書き方からして、どこまで本当かどうか信ぴょう性について気になるところです。
「十個に一個しか商品になるバッテリーが作れない」(日産関係者)
というのは話半分としても大変な話で、バッテリーの量産が計画通りにはいっていない(いなかった)のは推定したとおりで間違いないでしょう。どのように改善されていくでしょうか。
「日産が電気自動車で早くも躓き バッテリーの量産で苦戦」
http://bit.ly/erXi4x
情報誌「選択」から提供された記事のようですが、日産リーフの納車遅れがリチウムイオン電池の量産に苦戦しているからであるという事です。(日産関係者)、(日産系ディーラー)といった情報源の書き方からして、どこまで本当かどうか信ぴょう性について気になるところです。
「十個に一個しか商品になるバッテリーが作れない」(日産関係者)
というのは話半分としても大変な話で、バッテリーの量産が計画通りにはいっていない(いなかった)のは推定したとおりで間違いないでしょう。どのように改善されていくでしょうか。
2011年1月27日木曜日
電気自動車EV 日産リーフの今後
昨年2010年5月25日に、投資会社ブルームバーグの取材に答えて、
「ゴーン日産CEO:12年までに電気自動車50万台販売する計画を堅持」
http://bit.ly/aHDcRo
11月18日にも、ブルームバークの取材に答えて、
「日産・ルノーのゴーンCEO:電気自動車事業、3年以内に黒字化も」
http://bit.ly/cSOx0B
ルノー・日産連合の電気自動車の生産能力は12年までに年50万台となる見通し…3年以内に利益が出る可能性がある。
2011年1月25日の産経MSNの記事「日産、リーフの生産工程公開」
http://bit.ly/g0ql12
リーフは昨年10月に生産を開始。酒井寿治常務執行役員は 12月は約1000台の生産だったことを認めた上で、「車両よりバッテリーの生産が課題だったが、手を打ってきた。安心してもらいたい」と述べ、3月からは月約4000台の生産ペースになるとの見通しを明らかにした。
日産は2015年までに米国なども含めて世界で年間25万台のEV生産体制を築く計画
ブルームバーグの1月25日の記事「日産自:電気自動車「リーフ」の生産は予約に追い付かず(Update1)」
http://bit.ly/dReUTL
日本受注分を3月までに生産する計画は守れると語った。
リーフの予約状況は、米国2万台、日本6000台。3月末までには、1万台を生産する計画。酒井氏は、2011年中には予定通り、追浜工場の生産能力を年間5万台にすると語った。
毎日は1月26日の記事「日産:電気自動車「リーフ」の工場公開」
http://bit.ly/g9aoM1
同じ工場公開取材に基づき、現在月産2000台程度3月には4000台を超えたい、これまでに3000台出荷した。今年3月末までに1万台、11年度は5万台を生産する計画と報道しています。
結局
12月は約1000台、1月は約2000台、3月末までに1万台のためには2月は3000台。3月には4000台。4月以降4000台超の生産が維持出来れば11年度に約5万台。という話のようです。長期的な見通しについては、アメリカその他の追浜以外の工場の能力に掛かってきます。
これらの報道から推測できることは、リーフは予定通り生産できておらず、その原因はバッテリーの生産が予定通り出来ていないということです。打った手の効果が上がれば良いのですが。追浜工場を見ても、将来予測には役に立たないということですね。今後の生産計画も、バッテリーの供給次第であるということでしょう。
12月の納車は日本約60台、アメリカ19台で約80台だったのでしたが、1月中に何台程度登録されるかが注目されますね。
「ゴーン日産CEO:12年までに電気自動車50万台販売する計画を堅持」
http://bit.ly/aHDcRo
11月18日にも、ブルームバークの取材に答えて、
「日産・ルノーのゴーンCEO:電気自動車事業、3年以内に黒字化も」
http://bit.ly/cSOx0B
ルノー・日産連合の電気自動車の生産能力は12年までに年50万台となる見通し…3年以内に利益が出る可能性がある。
2011年1月25日の産経MSNの記事「日産、リーフの生産工程公開」
http://bit.ly/g0ql12
リーフは昨年10月に生産を開始。酒井寿治常務執行役員は 12月は約1000台の生産だったことを認めた上で、「車両よりバッテリーの生産が課題だったが、手を打ってきた。安心してもらいたい」と述べ、3月からは月約4000台の生産ペースになるとの見通しを明らかにした。
日産は2015年までに米国なども含めて世界で年間25万台のEV生産体制を築く計画
ブルームバーグの1月25日の記事「日産自:電気自動車「リーフ」の生産は予約に追い付かず(Update1)」
http://bit.ly/dReUTL
日本受注分を3月までに生産する計画は守れると語った。
リーフの予約状況は、米国2万台、日本6000台。3月末までには、1万台を生産する計画。酒井氏は、2011年中には予定通り、追浜工場の生産能力を年間5万台にすると語った。
毎日は1月26日の記事「日産:電気自動車「リーフ」の工場公開」
http://bit.ly/g9aoM1
同じ工場公開取材に基づき、現在月産2000台程度3月には4000台を超えたい、これまでに3000台出荷した。今年3月末までに1万台、11年度は5万台を生産する計画と報道しています。
結局
12月は約1000台、1月は約2000台、3月末までに1万台のためには2月は3000台。3月には4000台。4月以降4000台超の生産が維持出来れば11年度に約5万台。という話のようです。長期的な見通しについては、アメリカその他の追浜以外の工場の能力に掛かってきます。
これらの報道から推測できることは、リーフは予定通り生産できておらず、その原因はバッテリーの生産が予定通り出来ていないということです。打った手の効果が上がれば良いのですが。追浜工場を見ても、将来予測には役に立たないということですね。今後の生産計画も、バッテリーの供給次第であるということでしょう。
12月の納車は日本約60台、アメリカ19台で約80台だったのでしたが、1月中に何台程度登録されるかが注目されますね。
2011年1月22日土曜日
三菱 中期経営計画(電気自動車、ハイブリッド車)
各社報道がなされていますが、
三菱自動車の2011年度~2013年度の3年間の中期経営計画「ジャンプ 2013」を発表。
電気自動車とプラグインハイブリッド車を2015年度までに計8車種投入する、2013年度からハイブリッド車を市場投入するなど、環境負荷の低減に積極的に取り組む、のだそうです。
電気自動車アイ・ミーブi-MiEVを発売してから1年半でとなり、期待ほど売れているわけではないですが、生産、販売についてそれなりの手応えをつかんだということのようです。日産リーフと違って、トラブルが発生しても対応しやすい法人へのリース販売から初めて、昨年から個人に販売開始と、堅実な開発手法が実を結んでいこうとしているのかも知れません。
当面、電気自動車はアイ・ミーブのようなシティコミューター、市内専用営業車に向いているということは間違いないと思います。
三菱自動車の2011年度~2013年度の3年間の中期経営計画「ジャンプ 2013」を発表。
電気自動車とプラグインハイブリッド車を2015年度までに計8車種投入する、2013年度からハイブリッド車を市場投入するなど、環境負荷の低減に積極的に取り組む、のだそうです。
電気自動車アイ・ミーブi-MiEVを発売してから1年半でとなり、期待ほど売れているわけではないですが、生産、販売についてそれなりの手応えをつかんだということのようです。日産リーフと違って、トラブルが発生しても対応しやすい法人へのリース販売から初めて、昨年から個人に販売開始と、堅実な開発手法が実を結んでいこうとしているのかも知れません。
当面、電気自動車はアイ・ミーブのようなシティコミューター、市内専用営業車に向いているということは間違いないと思います。
日産リーフ アメリカでの報道
USA Today
Nissan falls months behind in electric Leaf car deliveries
http://usat.ly/e3iCu5
日産は電気自動車Leafの納車に数ヶ月遅れている。
アメリカでは20,000台の予約があり、昨年の夏に予約した人は1から2月に納車を期待していたが5月または6月まで待機する必要があるとのこと。これまでの情報では夏の終わりまでには予約者全てに納車できるという事でした。なお、日本では6,000台の予約があり、年度内に納車するという目標だったと思います。
アメリカ日産も日本での生産スケジュールが噛みあうようになるまではっきりとは言えないようです。納車遅れの理由は日本と同様ですが明らかにしていません。ただ、Leafを予約したユーザーはあまりキャンセルをしていないようで、これは日産に取ってラッキーですね。
ところで、GMのシボレーボルトの予約待ち時間は平均2から4ヶ月の待ち時間で、年間生産は1万台だそうです。Leafは当初年間5万台で、6年間に100万台という野心的な目標を持っています。
一方、New York Timesは1月23日付の新車紹介記事でLeafを取り上げています。
The People’s Electric, Ready to Claim Power
http://nyti.ms/hYazjT
人々の電気自動車が力を主張し始める。
この記事は主に諸背景の情報と試乗記で、納車のペースに付いては特にコメントしていませんが、充電に非常に時間がかかること、出かける際の走行可能距離に関する不安について懸念していますが、特に持ち上げたりけなしたりしてはいません。
日本では納車遅れは、慎重に生産していることと、補助金手続きに時間がかかるという理由を上げています。慎重に生産しているというのは、予定した品質での生産が出来ていないということでしょう。補助金手続きの遅れというのも、役所が悪いということでしょうか、それとも申請するための車の情報が足りないから受け付けられないということはないのでしょうか?
Nissan falls months behind in electric Leaf car deliveries
http://usat.ly/e3iCu5
日産は電気自動車Leafの納車に数ヶ月遅れている。
アメリカでは20,000台の予約があり、昨年の夏に予約した人は1から2月に納車を期待していたが5月または6月まで待機する必要があるとのこと。これまでの情報では夏の終わりまでには予約者全てに納車できるという事でした。なお、日本では6,000台の予約があり、年度内に納車するという目標だったと思います。
アメリカ日産も日本での生産スケジュールが噛みあうようになるまではっきりとは言えないようです。納車遅れの理由は日本と同様ですが明らかにしていません。ただ、Leafを予約したユーザーはあまりキャンセルをしていないようで、これは日産に取ってラッキーですね。
ところで、GMのシボレーボルトの予約待ち時間は平均2から4ヶ月の待ち時間で、年間生産は1万台だそうです。Leafは当初年間5万台で、6年間に100万台という野心的な目標を持っています。
一方、New York Timesは1月23日付の新車紹介記事でLeafを取り上げています。
The People’s Electric, Ready to Claim Power
http://nyti.ms/hYazjT
人々の電気自動車が力を主張し始める。
この記事は主に諸背景の情報と試乗記で、納車のペースに付いては特にコメントしていませんが、充電に非常に時間がかかること、出かける際の走行可能距離に関する不安について懸念していますが、特に持ち上げたりけなしたりしてはいません。
日本では納車遅れは、慎重に生産していることと、補助金手続きに時間がかかるという理由を上げています。慎重に生産しているというのは、予定した品質での生産が出来ていないということでしょう。補助金手続きの遅れというのも、役所が悪いということでしょうか、それとも申請するための車の情報が足りないから受け付けられないということはないのでしょうか?
2011年1月19日水曜日
日産リーフの売れ行きに関する初めての情報
EV車リーフ、登録台数わずか60台 日産「慎重に生産」
http://bit.ly/gJ1axW
12月20日に発売、14日時点で新車登録台数は60台、という話です。
AFPが共同通信の配信として記事にしています。他には地方紙連合の47Newsに出ていますが、大手では取り上げられていません。
47Newsの方では、12月に19台、1月は14日時点で約40台と、月毎の内訳を書いています。
AFPでは「予約済みの車の提供に遅れは全く出ていないと述べ、登録台数が少ないのは、初めて電気自動車を大量生産するにあたり、100%の安全を確保するため慎重に対応しているためだと説明した。3月末までに6000台を提供するため、今後は生産のペースを速めるという。」と日産の広報の説明を載せています。
予約者には3月納車という案内があったというネット上の書き込みがありましたので、遅れは出ていないということでしょう。慎重な対応というのは、市販できる品質の車は予定通り生産出来ていないということです。今後ペースを速めるということはそれを裏付けています。
47Newsでも慎重に生産している、補助金手続きに時間がかかることが原因という説明が書かれていますが、補助金申請は三菱i-MiEVでも行われていることであり、想定内の話ですから「言い訳」と勘ぐられても仕方がないでしょう。
12月11日に始まったアメリカでの販売も12月中には19台であったというニュースがあったことから、実際に販売できた車は100台とか200台です。予約はアメリカ2万、日本6千と好調であったということから作って売れないのでなくて、作れないでいるという事なのですね。
日本で60台というと、ニュースで発表している自治体や有名企業の「広告塔」と日産の関連会社への納車が殆どで、おそらく一般客にはまだ納車していないのでしょう。
個人による実際の運用状況のレポートなど実用性に関わる情報を知りたいところですが、まだまだかかりそうです。
製造のネックは当然電池本体かその制御関係でしょうから、急に改善できるものかどうか疑問です。年度内6千台という目標を達成するのは難しくなってきたと思いますし、もともと大量生産する初のEVという売り文句の技術的裏付けが不十分だったのではないでしょうか。
http://bit.ly/gJ1axW
12月20日に発売、14日時点で新車登録台数は60台、という話です。
AFPが共同通信の配信として記事にしています。他には地方紙連合の47Newsに出ていますが、大手では取り上げられていません。
47Newsの方では、12月に19台、1月は14日時点で約40台と、月毎の内訳を書いています。
AFPでは「予約済みの車の提供に遅れは全く出ていないと述べ、登録台数が少ないのは、初めて電気自動車を大量生産するにあたり、100%の安全を確保するため慎重に対応しているためだと説明した。3月末までに6000台を提供するため、今後は生産のペースを速めるという。」と日産の広報の説明を載せています。
予約者には3月納車という案内があったというネット上の書き込みがありましたので、遅れは出ていないということでしょう。慎重な対応というのは、市販できる品質の車は予定通り生産出来ていないということです。今後ペースを速めるということはそれを裏付けています。
47Newsでも慎重に生産している、補助金手続きに時間がかかることが原因という説明が書かれていますが、補助金申請は三菱i-MiEVでも行われていることであり、想定内の話ですから「言い訳」と勘ぐられても仕方がないでしょう。
12月11日に始まったアメリカでの販売も12月中には19台であったというニュースがあったことから、実際に販売できた車は100台とか200台です。予約はアメリカ2万、日本6千と好調であったということから作って売れないのでなくて、作れないでいるという事なのですね。
日本で60台というと、ニュースで発表している自治体や有名企業の「広告塔」と日産の関連会社への納車が殆どで、おそらく一般客にはまだ納車していないのでしょう。
個人による実際の運用状況のレポートなど実用性に関わる情報を知りたいところですが、まだまだかかりそうです。
製造のネックは当然電池本体かその制御関係でしょうから、急に改善できるものかどうか疑問です。年度内6千台という目標を達成するのは難しくなってきたと思いますし、もともと大量生産する初のEVという売り文句の技術的裏付けが不十分だったのではないでしょうか。
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