2010年11月24日水曜日

朝鮮学校を無償化で差別するなんて、なんて理不尽な!

朝鮮学校を高校無償化制度に入れるかどうかでもめている。やっと政治、外交上の問題と関わりなく適用の方向になっていたものを、今回の砲撃で手続き停止だそうな。

北朝鮮の行動と、日本に住む北朝鮮出身者の子弟、子孫の青少年の教育条件は「無関係」でしょう。

太平洋戦争当時、日系米人が敵国人とみなされて強制収容所に送られたが、戦後アメリカ政府は誤りを認めて謝罪、補償をした。日本は60年以上もたった現代に同じような間違いを犯そうとしている。

子供たちをいじめて、何か益することがあるのか?共に住んでいる国土、多数派の住民に対する不信感、恨みをふくらませるだけだろう。

全共闘の幹部だったらしい官房長官の人権意識というものは、この程度のものか?なさけないぞ。

2010年11月21日日曜日

Arte Live Webにフランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の演奏

Arte Live Webに現在置かれている1時間44分の動画。

フランス国立放送フィルハーモニー管弦楽団の10月15日の演奏。
指揮はMyung-Whun Chungチョン・ミュンフン

曲目は
ウェーバー    魔弾の射手序曲
ショパン     ピアノ協奏曲第1番 ピアノ Sergio Tiempo
別れのワルツ
ベートーヴェン  交響曲第5番
ビゼー      アルルの女

なお、ダウンロードはできません。
N響アワーなどの番組もこのように無料配信ができないものでしょうか。

2010年11月20日土曜日

がんばれ、小林愛実さん

YouTubeで音楽をあさっていたら、小学生くらいのある女の子のピアノ演奏のビデオがたくさん投稿されていることに気がつきました。その子は小林愛実(あいみ)さんで、今はもう15歳くらいらしいですが、3歳くらいの演奏から最近のものまで、すこしずつ成長して上達していくさまがわかって、とても興味深く観ました。ディジタルビデオ時代を実感できます。

YouTubeでは感激した、天才だ、といったたくさんのコメントがついていて、私には本当の天才かどうか判別はつきませんが、演奏の水準も相当のもののようです。

一方、ネット上で、小林愛実さんに言及されているコメントをみると、感激する人が多い反面、子供にしては上手、音楽性がひくい、身体を動かしすぎ、CDを出すのは早すぎとか、Amazonのカスタマーレビューでも、悪口を書いている人もいます。

すでに内外でのコンサートは何度も経験しておられ、最近、日本EMIからCD、DVDデビューされたそうです。今後も注目していきたいと思います。悪口をいう人がいうこともたしかで、世界には「天才」少年少女ピアニストは少なくないはずで、今後世界的に何十年も第一線で活躍する一流のピアニストになれるかどうかは未知数ですが、楽しみにしたいと思います。

今度、ジュネーブ音楽コンクールのピアノで優勝した萩原麻未さんもそうですが、日本にも世界にもかなりの人数の天才的な若い音楽家のタマゴが、日々研鑽を積んでおられるようです。小林愛実さんには、ぜひとも世界的な一流のピアニストになっていただきたいと思います。

失われた時を求めて(マルセル・プルースト作、吉川一義訳、岩波文庫版)

岩波文庫で新しくプルーストの「失われた時を求めて」が刊行され始めたようです。夕べ書店に11月16日発行の第1巻があったので、買ってみました。全14巻の予定だそうです。第1巻は400ページくらいの本文の他、地図や、解説などの資料が多くて、読みやすそうです。

岩波文庫も古いものは現代人には読みにくいですが、新訳で読みやすい16行の版組で新しいものは良いですね。

井上究一郎訳<筑摩世界文学大系>全5巻の1,2巻を30年ほど前に買ってある(!)のですが、読めないできました。(世界文学全集のようなものは、堅いハードカバーで箱に入っていて、昔は書店でもよく見かけたものですが、遙か以前になくなってしまいました。)もともと、ほとんど文庫でしか、本を読まないので、しっかりしすぎた本は開くのもおっくうで読めなかったのです。

今度は、この文庫なら読みやすそうなので、おもしろければ最後まで読んでみたいです。

「星を継ぐもの」電子書籍版が無料

Paperback Reading洋書を読む、よ
http://paperback.blog10.fc2.com
というサイトにKindleの情報などがあるので、ながめていました。

そこで、James P. Hogan "Inherit the Stars"「星を継ぐもの」の電子版が
http://www.webscription.net/p-584-inherit-the-stars.aspx
から無料でダウンロードできるということを教わりました。

早速ダウンロードしてKindleに入れました。上記サイトにも$5とか書いてあるのですが、mobi版のボタンをクリックするとすぐにダウンロードできます。

訳本は買ったことがあるはずですが、冒頭だけ読んで止まってしまっていました。この機会に読んでみようと思います。

これで、Kindleで読みかけの本は、
ロマン・ロラン「ジャンクリストフ」
Agatha Christie "The Secret Adversary"
Daniel Defoe "The Life and Most Surprising Adventure of Robinson Crusoe"
に加えてもう一つとなったわけですが、脱落するものが多くなりそうです。

Arte Live Webにジュネーブピアノコンクール

Arte Live Webはフランス語の音楽放送局のサイトのようですが、コンサートのビデオなどが置かれています。
先日のジュネーブ音楽コンクールのピアノ決勝のビデオがあり、優勝した萩原麻未さんの演奏も含めて3曲のピアノ協奏曲を聴くことができます。


この演奏会は2時間13分あり、司会や審査結果発表なども含まれています。

Maria Masycheva プロコフィエフ
萩原麻未     ラヴェル
Hyo Joo Lee   ラフマニノフ第2番

Hyo Joo Leeさんがまず何か賞をもらって、次にまたHyoさんが何かもらい、次にMariaさんとHyoさんが2人呼ばれて賞をもらいます。両側にいた2人を拍手しながら見送った萩原さんは、優勝者が出ないこともあるコンクールなのでこれは落ちたと思ったかもしれません。その直後に優勝者が発表されて、信じられないという堅い表情がとても印象的でした。