2009年6月18日木曜日

好きな歌手、好きな歌 その3

YouTubeで改めて視聴して、若い頃の好みを再確認しているような感じです。

岡田奈々さん:「青春の坂道」「手編みのプレゼント」
レコードを買うところまでのファンではなかったですが、故郷がある程度近いこともあって好きなアイドルでした。学生時代はテレビを持っていなかったので、テレビは食堂で見るか、帰省した時に見るかだけでしたが、美人アイドルだというのは有名でした。学生時代にパチンコの景品!に岡田奈々さんのパネルがあったので入手して、殺風景な4畳半の下宿、神奈川、茨城と引っ越しのたびに持っていっては10年くらいの間ずっといつも部屋に飾っていました。結婚を機に心の中で泣きながら処分しました。YouTubeでは美少女アイドルぶりがよく分かります。歌は特にお上手とはいえないですが、曲が良いこともあって何度聞いてもあきないです。最近テレビでもたまに見かけますが、相変わらず美しい方です。

西島三重子さん:「池上線」
私が好きな歌手の中で岩崎宏美さんについで2番目に好きな歌手となると西島三重子さんです。LPとミュージックテープで5枚程度(私の場合は入れ込んでいてもこの程度!)買いました。若い頃長い出張でカセットテープを30本ほど持って行っていましたが、他のものはある程度聴くと飽きてしまいますが、岩崎宏美さんと西島三重子さんの歌は飽きないので、本当に何回も聴きました。YouTubeでは池上線の他はあまり聴けないですが、「喜劇通り」「かもめより白い心で」「水色の季節の風」「朝顔」「スパゲッティラグタイム」「千登勢橋」「かげろう坂」「鬼無里の道」といった好きな曲がいっぱいあります。ちょっと暗いですが、傷つきやすい青春の恋を歌った曲が多いですが、憂いを含んだ声がぴったりなんですね。現在は結婚され静岡県に住んで歌手活動も続けておられ、お元気でご自身のブログで活躍の様子をうかがうことが出来ます。

「池上線」は朝日新聞の「うたの旅人」の最初の方で取り上げられ、歌詞では女性が主役ですが、男性の作詞者が留学で海外にいくために恋人と別れたという自分の体験を歌にしたのだそうです。彼を待っていてくれなかった恋人を記者が見つけてきてコメントをとっていました。離れていたのでどうせあてにしていないと思って別の人と結婚した、といった話です。ところが作詞者はずっと彼女を思ったまま、数十年たっているのに未だに一人でいるという悲恋物語になっていたのでした。女性の方は、彼も別の人と暮らしていると思っていたようです。この記事を読んで心境の変化はあったのでしょうか。

久保田早紀さん:「異邦人~シルクロードのテーマ」
いかにも中近東のバザールを歩いているようなエキゾチックな雰囲気の曲で大ヒットしましたね。最初聴いたときにはてっきり洋楽だと思っていました。20年ほどの間、たまにラジオで聴くだけで、そのたびに良い曲だなと思っていました。YouTubeでは夜のヒットスタジオやベストテンの録画が鑑賞できますが、音程やテンポが乱れることがしばしばあり、残念ながら歌手としての力は最上級とはいえないと思います。レコードの音源がアップされているものではさすがに乱れもなく、伴奏もダイナミックで雰囲気が良く出ています。久保田さんのヒット曲はこの1曲で、しばしばいわれる「この人この曲」という感じになってしまっていますが、これだけの大ヒットに恵まれる歌手はとても少ないのですからね。その後ゴスペル歌手としてキリスト教会などでのコンサートを中心に活動しておられるとのことです。

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