2009年5月21日木曜日

GRASSにラスターデータを読み込ませる。


GMTで地形のgeotifデータを作ってみる。
NOAAから ETOPO1_Ice_g_gmt4.grd.gz
をもらってきて、展開した。このファイルをGMTのgrdcutで

grdcut -R130/140/30/40 ETOPO1_Ice_g_gmt4.grd -Gtest.grd

として、東経130-140度、北緯30-40度の狭い範囲の地形データとした。

GMTのgrdファイルをMironeに読み込み、test.geo.tifという名前でgeotifで保存した。

GRASSを起動し、
X系 EPSGコードを2452としてtestというプロジェクトロケーションを作成し、ENTER GRASSボタンをクリックすると、通常のGISマネージャウィンドウの表示になる。他にOutput、Map Display1というウィンドウが現れる。

GISマネージャのFileメニュー->Imnport rasterfile->multiple format using GDALを選択すると、r.in.gdalというウィンドウが現れる。

Options、Print、Required、Metadataというタブがついたメニューウィンドウが現れるが、Requiredのファイルを指定する箇所で、先に作成したtest.geo.tifを選択し、その下の窓に出力ラスターマップ名を書く。testtopoとする。これで、testtopoという名前でラスターデータが登録された。

GISマネージャで、Config->region->Change Region Settingを選択する。set region to match this raster mapに上記testutopoを選択し、Runで、X系とのみ設定されていたプロジェクトロケーションの中のラスターデータの範囲のみが使われる。リボンの2つめのラスターアイコンでAdd raster layerを選択すると、上側の窓にraster1と表示される。

下の窓Display raster mapsのBasemap:のラスターアイコンを選んで、testtopoを選択。上の窓のrater1がtesttopo@PERMANENTという表示に変わる。この状態で、Map Display1というウィンドウの左端のアイコンをクリックすると、geotifの画像が表示される。

この地形データに別の画像を貼り付けたいときは、GISマネージャの上でdrapemapでファイルを選択する。ラスターレイヤは何枚かを置いて、チェックして選択、選択解除が出来る。各ラスターレイヤは下の窓の一番上のスライダでOpacityを設定できる。

ベクターレイヤを重ねたいときはGISマネージャのリボンの中程のアイコンを使う。

Map Display1ウィンドウのリボンメニューの3つめのアイコンをクリックすると、3DビュアーのNVIZが起動する。画像はNVIZで鳥瞰図を描いたときのもの。

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